目黒寺町
10か月ぶりの墓地ぼち散歩参加です。ご無沙汰しておりました。直腸がん手術から半年で散歩に参加できてほんとにうれしいです。
2022年10月20日(木)
今日は目黒駅(品川区)からのスタートです。駅から程近い高福院から寺町と呼ばれる地域へ。
高福院(こうふくいん)では、恩地孝四郎(抽象木版画の先駆者)、青山杉雨(書家)、長谷川伸(小説家)のお墓へ


恩地孝四郎(おんちこうしろう)は、前衛的創作版画の先駆者で 大正末期~昭和初期にかけて装丁多く手掛けていますが、自宅に戻り調べてみるととてもモダンな作品から美しいもの、斬新なデザインまで素晴らしい作品ばかりでした。あぁ、昔の本というのは古本屋で本の表紙をさわって表紙を眺め、その表紙の厚みをゆっくり開いて世界に入っていくそんな楽しみのあるものだったかもしれません。
青山杉雨(あおやまさんう)は、書家だそうです。中国の古典を現代に融合させたといわれる篆書が得意だったようです。自宅で調べると愛知県出身ということで同郷なので、へーっと思いました。お墓の文字は確かに篆書っぽい!ご本人がかいたものでしょうか。


長谷川伸(はせがわしん)は、小説家。私が生まれた年に亡くなられているので存じ上げませんでしたが、「股旅物」というジャンルを開発したのはこの長谷川伸だったそうです。池波正太郎は弟子のひとりだったそうですよ。お墓は大分古く感じますが、子孫の方がお参りに来ているようでありました。
光取寺(こうしゅじ)
陣幕 久五郎(じんまく きゅうごろう)のお墓第12代横綱 江戸時代最後の横綱だそうです。陣幕とう四股名も珍しいですね。


清岸寺(せいがんじ)こちらでは、寺の墓地ではありませんが、歌舞伎俳優の坂東三津五郎(7世、8世)のお墓がありました。ここではなぜか近藤サトさんの話でもりあがってしまいました。(笑)


隆崇院(りゅうそういん)こちらは、伊藤深水のお墓があります。この方は、美人画で有名な方。美人画の評判が高いため他の画題注文がこなかったとも?朝丘雪路さんはこの方の娘で溺愛されて育ったと有名ですね。


戒法寺(かいほうじ)高井蘭山(たかいらんざん 江戸時代後期の戯作者)自宅で調べましたが、中国から輸入された『水滸伝』を曲亭馬琴が翻訳しているが、高井蘭山も新編水滸画伝を翻訳しています。


常光寺(じょうこうじ)ここには福沢諭吉の墓所が過去にありましたが、現在は棺の上に置かれていた石に文字を彫り碑がたてられています。このお寺には慶應関係の方々のお墓が多くあるそうです。




最上寺(さいじょうじ)芹沢銈介(せりざわけいすけ 染色家)型絵染めの第一人者だそうです。びっくりしたのは法名のながいことながいこと!!!自宅で作品を検索しましたが、版画とはまた違った味わい深い染めもとても温かみがあっていいものですね。




このあとは、池田山公園へ。
高級住宅街のなかにある回遊式庭園で、備前岡山藩の下屋敷跡地だそうです。静かだしお散歩にもいいし、このような日本庭園が住宅の中にあるこの地域の方がうらやましい。





そして、旧正田邸跡のねむの木の庭へ。
上皇后美智子様のご実家後は木々や花の庭になっていました。美智子様のお歌とともに花々が植わっていました。プリンセス美智子の花 バラも。正面入り口の門構えはそのまま残したものでしょうか?





あっというまにたくさんのお寺のお墓を巡りました。
秋晴れで涼しい日でも日中は歩くと汗もかきました。お腹もすいたので・・・・今日のランチは先生の次女さんのお薦めのお店中華”巧匠(チャオジャン)”台湾料理のお店で1000円ランチをいただきました。アルコールは皆さんビールをいつものように(笑)私は今日はオレンジジュースで。

ランチの後は庭園美術館へ。
これはとても私的なことなのですが、オストメイト対応トイレが池田山公園と東京庭園美術館にあったことにびっくりしています。ストーマパウチの処理の際には障害者用トイレを利用しようと思っていましたが、オストメイト対応トイレは新しくとてもきれいなので感激しました。



